家に居ると、毎日何度も開け閉めする冷蔵庫。家電の中でも“食”の本丸とも言える、身近な存在です。そんな冷蔵庫をうまく使えば、節電ができるだけでなく、フードロス対策ができで節約にもなることも!
今回は、Concentのコラムを参考に、冷蔵庫を使った節電に挑みます!
※「フードロスを防ぎ、食品をおいしく長持ちさせる冷蔵・冷凍保存術【料理研究家・食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんに聞く!】
>>暖房をみなおして節電!編はこちら、平日テレワーク編はこちら、休日おうち時間編はこちら、お料理・家事編はこちら
冷蔵庫は、食品の痛みに気を付けつつも、気温の低い冬場などは設定温度「弱」でOK!収納量も7割以下が望ましいそうです。
資源エネルギー庁の調べによれば、無駄な開閉を減らすことでも節電効果があるとのこと。冷蔵庫内を整理整頓し、取り出しやすく使いやすく整えることは便利なだけでなく、想像以上のメリットをもたらしてくれそうです。
保存方法を知ることで無駄を少なくできるのも、家計と環境にやさしいメリットです。
【ものを詰め込みすぎないのが大事!詰め込んだ場合と、半分にした場合の比較】
年間で電気43.84kWhの省エネ、原油換算11.05L、CO2削減量21.4kg ★約1,360円の節約!!
【無駄な開閉はしない!(※1)】
年間で電気10.40kWhの省エネ、原油換算2.62L、CO2削減量5.1kg ★約320円の節約!!
【設定温度は適切に!設定温度を「強」から「中」にした場合(周囲温度22℃)】
年間で電気61.72kWhの省エネ、原油換算15.55L、CO2削減量30.1kg ★約1,910円の節約!!
節電や節約は、毎日触るもの、使うものから見直しをすると、より効果が見込めるのかもしれません。
Comic:すぎやまえみこ
※1、旧JIS開閉試験※の開閉を行った場合と、その2倍の回数を行った場合の比較。(旧JIS開閉試験:冷蔵庫は12分ごとに25回、冷凍庫は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒)
※上記データは資源エネルギー庁推計
監修:島本美由紀(しまもと みゆき)
料理研究家・食品ロス削減アドバイザー・防災士 身近な食材で誰もが簡単においしく作れるレシピを考案。家事がラクになるアイデアなどに定評があり、ラク家事アドバイザー、冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー、防災士としても活動。NHK「あさイチ」や日本テレビ「ヒルナンデス!」など、テレビや雑誌を中心に活躍し、著書は70冊を超える。一般社団法人「食エコ研究所」の代表理事を務め、令和3年には消費者庁主催の食品ロス削減大賞で審査委員長賞を受賞。公式YouTube「島本美由紀のラク家事CH」では、家事がラクになるアイデアや食品保存のコツを紹介している。
■参考・出典
■フードロスを防ぎ、食品をおいしく長持ちさせる冷蔵・冷凍保存術【料理研究家・食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんに聞く!】
URL:https://www.concent-f.jp/energy/column_22
■経済産業省 資源エネルギー庁 「省エネポータルサイト 『無理のない省エネ節約』」
URL:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/
■経済産業省 資源エネルギー庁 「省エネポータルサイト 『冬季の省エネ・節電メニュー(ご家庭の皆様)』」
URL:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/shoene_setsuden/
■経済産業省 資源エネルギー庁 「政府の節電ポータルサイト『節電.go.jp』」
政府の節電ポータルサイト『節電.go.jp』