【コラム】電気が足りなくなる!?日本が抱えるエネルギー自給率の問題
えみりちゃんの“8%問題”は無事に解決しましたが、日本が抱える「エネルギー自給率」の問題、実はかなり深刻であるのはご存知でしたでしょうか。
朝、朝食のためにケトルでお湯を沸かす、スマートフォンでSNSをチェックする、会社でパソコンを使って資料をつくる・・・。こうした日々の暮らしを支えているのは、電気などのエネルギーです。こうした暮らしや産業活動に必要なエネルギーのうち、自国で確保できる割合のことを「エネルギー自給率」と言います。
しかし、天然ガスや石油、石炭といったエネルギー資源に乏しい日本のエネルギー自給率は約8%(2016年)、先進国35ヵ国中34位の極めて低い水準であり、第一次オイルショックのあった1973年の9.2%をも下回っています。
出典:電気事業連合会
また、現在の日本では、電気を作るためのエネルギー資源の約9割(2016年度)を天然ガス、石油、石炭といった化石燃料に頼っており、そのうち石油は80%以上を中東地域に依存しています。こうした地域の国際情勢は複雑で、「安定的に資源の供給が行われるのか」という懸念があります。また、「価格が不安定な傾向にある」という問題点もあります。
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