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【シェアハウス編第5話】電気料金を1割減らすのも夢じゃない?今すぐできる節電生活

2018.11.02


【コラム】ほかにもまだある!冬が来る前に知っておきたい暖房省エネテクニック

無知を一喝されながらも、省エネ意識を高めたえみりちゃん。皆さんも電源を付けっぱなしにしているものが、家の中にたくさんあるのではないでしょうか。

照明、テレビ、冷蔵庫と主だった家電の省エネ方法が出てきましたが、家庭内で簡単にできることはまだまだたくさんあります。寒くなってくるこの時期に合わせて、ここではこの冬に使える3つの暖房器具の省エネテクニックを紹介します。

【1】エアコンは「設定温度20℃とフィルター掃除」

暖房時の簡単な工夫は、①部屋のドア・窓の開閉を少なくする、②床まで届く厚手のカーテンを使う、③扇風機などで暖まった空気を循環させる、この3つ。

エアコンの暖房設定温度を21℃から20℃にすると、年間で電気53.08kWhの省エネ、費用にして約1,430円の節約になります。(※外気温6℃、エアコン2.2kW、1日9時間使用した場合)

また、フィルターが目詰まりしているエアコンとフィルターを月に1~2回清掃するだけで、年間で電気31.95kWhの省エネ、約860円も節約できます。(※フィルターが目詰まりしているエアコン2.2kWとフィルターを清掃した場合を比較)

【2】電気カーペットは「適切な大きさと温度設定」

電気カーペットの簡単なテクニックは、カーペットの下に断熱マットを敷くこと。床に直接敷くと、熱が床に逃げて暖房効率が下がります。

さらに、カーペットのサイズを1畳分小さくすれば、年間で電気89.91kWhを省エネでき、約2,430円の節約に。(※3畳用と2畳用を比較、室温20℃の時、設定温度は中、1日5時間使用した場合)

また、設定温度を低くすれば、年間で電気185.97kWhの省エネができ 約5,020円も節約になります。(※設定温度の強と中を比較、3畳用、1日5時間使用した場合)

【3】電気こたつ「布団使いと設定温度」

電気こたつは熱を逃がさないよう、上掛と敷布団を併せて使うと、年間で電気32.48kWhの省エネ、約880円の節約に。(※こたつ布団だけの場合とこたつ布団に上掛けと敷布団を併用した場合を比較、1日5時間使用した場合)

こちらも設定温度を低めにすれば、年間で電気48.95kWhの省エネ、約1,320円の節約になります。(※設定温度の強と中を比較、1日5時間使用した場合)

暖房器具3選の省エネテクニック、いかがでしょうか。節約額を見ると、ちょっとしたことでずいぶん変わると思いませんか。

ちなみに、冬にありがたい温水洗浄便座。「使わないときはフタを閉める」、それだけで年間で電気34.90kWhの省エネ、約940円の節約ができるんですよ。(※フタを閉めた場合と開けっ放しの場合を比較、貯湯式の場合)

寒くなってくると、急に使い始める暖房器具。今年は冬が訪れるその前に、暖房器具の設定などを確認して、省エネを意識してみてはいかがでしょうか。

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※マンガおよびコラム内の節約方法、節約額等は「経済産業省 資源エネルギー庁『家庭の省エネ徹底ガイド』」(2017年8月発行)を参考に作成しています